入門クラスがあってこその・・・
『車』に携わっている立場ということもあって、事務所にはいわゆる『硬派』から『軟派』まで多くの雑誌が集まっているラックがあり、最近は車系雑誌を買うことが極端に少なくなりました。(そういう意味では出版不況に一役買っているのでしょうか?)
そんな中で、久々の雑誌がラックにありました。
それは『プレイドライブ』誌。
国内のラリー/ダートトライアル/ジムカーナ情報を中心に伝えてきたどちらかといえば『硬派』に当たるこの雑誌は2007年8月号で一時休刊となりましたが、多くの関係者の復刊の声に応えて4月に復刊されました。
たまたま見かけて読んだ紙面を見て、ちょいと一筆・・・。
私がまだまだワカゾーだった頃、ラリーという世界はちょっとした憧れでした。
バブルということもあって、各社から『モータースポーツ』を意識したグレードが数多く設定されていました。
それも軽自動車からWRCを狙える車まで・・・今では想像もつかない世界でした。
また、MTの設定がまだまだ多かったこともあって、割合安価にモータースポーツを楽しめる・・・そんな素地がありました。
ところが・・・今はイージードライブ化が進むとともにモータースポーツを志向する層が少なくなっています。
気がつけば、競技専用車はランエボやインプレッサなどが中心となり、いわゆるエントリークラスに参戦する車は、1~2世代前・・・という『危機的』状況になりつつありました。
こんな中、2008年から全日本ラリー選手権に新しいクラスが設定されました。
クラス名は『スーパー1500』こと『JN1.5』。
1400~1500CCの2WD車で競われ、今後のモータースポーツを支えるものと期待されています。
そしてこのクラスに丁度いい感じの新車設定があるのもこのクラスが設けられた背景でもあります。
そんな車たちは・・・
1.三菱 コルト
三菱はミラージュ/ランサーの頃から競技車両を設定し、メーカーとしてもサポートを継続しています。ランエボの印象があるかもしれませんが、現行コルトのラリアート(これはターボなのでNG)ではなくベーシックモデルの「C」がそのベースになっています。
5速MTはあのゲトラグから調達。ラリアートも積極的にパーツ開発がされており今後もエントリーの増加が期待されます。
2.トヨタ ヴィッツ
スターレットに代わってトヨタモータースポーツのボトムを支えるヴィッツにもRSグレードにMTが設定されています。またモータースポーツ専用装備を架装した車両も設定されています。
何よりもいい事はワンメイクラリーが行なわれており、比較的安価なパーツ供給がされること。
コルトと比較すると車重があることが難点といわれますが、今後も増殖する確率大でしょう。
(真っ白な状況だと、これが私のFSX・・・かも。ま、そこまではできないと思いますが。)
3.ホンダ フィット
フィットにもスポーティグレードの「RS」にMT設定があります。ラリーにはまだまだ少数派といいますが、フィットの魅力はアフターパーツの豊富さ。
ラリー用途となると限られてしまうようですが、今後の台風の目になる確率大かも・・・
4.マツダ デミオ
デミオにもMT設定車があります。前モデルからのコンセプトチェンジで軽くなった車体はこのクラスに加わっても十分なアドバンテージを持つことになるかも。ただ・・・メーカー系の支援が若干薄いことが気になります。
まただらだらと書きなぐりましたが、このクラスが活況を呈さないと、今後のラリー会の発展につながりません。
JN1.5クラスの成功を祈るばかりです。

コメントする