進化するナインイレブン
1963年のデビューから45年がたちますが、リヤにおかれた水平対抗6気筒エンジンを基本とした2+2パッケージのクーペは時代の流れにあわせ、着実に進化を遂げています。
特に今回のモデルチェンジは、久々の[エヴォリューション]だったようです。
今回の進化モデル「998」は外見こそ現行から若干の変化にとどまっていますが、どちらかといえば『心臓部』、そして『伝達系』に大幅な手が加えられました。。
■心臓:「高出力」と「エコ」の両立
911に搭載されるエンジンは、先代356からの正常進化した「2リッター・空冷水平対抗6気筒」からはじまりました。これは356の縁戚にもなるVWの空冷水平対抗4気筒につながるポルシェの英知でもあります。
その後排気量が拡大されたり、930型ではターボが組み合わされ、さらに993型では可変吸気機構が織り込まれるなど着実な進化を遂げました。
ですが、このエンジンにも第1の転機が訪れます。
1997年のモデル997でついにエンジンが水冷化されます。それまでもレーシングモデルではヘッド部が水冷されていましたが、このモデルからは完全な水冷エンジンに切り替わっています。これは現在にも続く排気ガス規制を乗り切るための処置が背景にあるといわれています。
今回の998型では「ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)」と呼ばれる直接噴射方式が採用されました。
直噴そのものは世界的なトレンドでもあり、もはや珍しいものとはいえなくないのですが、後述する駆動機能との組み合わせて「高性能(20psアップ!)」と「エコ性能(10.2km/l・CO2排出量15%(MAX)削減)」の両立が図られるとの事。これまでとはまた違った感覚が味わえるかもしれません。
■伝達:トランスミッションの更なる進化
911は元々4速MTのみでスタートしました。このMTも1987年より内製からボルグワーナー製に切り替わると共に6速まで進化しています。
また駆動方式もリヤ駆動だけではなく、全天候性能を引き上げるためAWDモデルが追加されました。
一方で、964型からマニュアルモードを持つオートマチック「ティプトロニック」が搭載されましたが、今回の998型で「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」に切り替わりました。
この言葉を聞いてピンと来る方はちょっとした「メカマニア」かもしれません。
PDKは元々耐久レーサーだった962で搭載されたことがあり、言葉のとおり2系統のクラッチ機構を活用したセミオートマチックトランスミッションです。
この技術を活用して生まれたのがVW・アウディグループのDSGだったりします。
ティプトロニックと違いトルクコンバーターを介さないため、適切なパワー伝達とロスの低減による巡航性能の向上に寄与することは間違いありません。
・・・とここまでえらぶった解説をしていますが、ふと現実に戻るとこんな体験はできるものじゃありません。
カレラクーペの7速PDKモデルの価格は1237万円。
そんなお金を投じることなんて、一生できません。(T_T)
■心臓:「高出力」と「エコ」の両立
その後排気量が拡大されたり、930型ではターボが組み合わされ、さらに993型では可変吸気機構が織り込まれるなど着実な進化を遂げました。
ですが、このエンジンにも第1の転機が訪れます。
1997年のモデル997でついにエンジンが水冷化されます。それまでもレーシングモデルではヘッド部が水冷されていましたが、このモデルからは完全な水冷エンジンに切り替わっています。これは現在にも続く排気ガス規制を乗り切るための処置が背景にあるといわれています。
今回の998型では「ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)」と呼ばれる直接噴射方式が採用されました。
直噴そのものは世界的なトレンドでもあり、もはや珍しいものとはいえなくないのですが、後述する駆動機能との組み合わせて「高性能(20psアップ!)」と「エコ性能(10.2km/l・CO2排出量15%(MAX)削減)」の両立が図られるとの事。これまでとはまた違った感覚が味わえるかもしれません。
■伝達:トランスミッションの更なる進化
また駆動方式もリヤ駆動だけではなく、全天候性能を引き上げるためAWDモデルが追加されました。
一方で、964型からマニュアルモードを持つオートマチック「ティプトロニック」が搭載されましたが、今回の998型で「ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)」に切り替わりました。
この言葉を聞いてピンと来る方はちょっとした「メカマニア」かもしれません。
PDKは元々耐久レーサーだった962で搭載されたことがあり、言葉のとおり2系統のクラッチ機構を活用したセミオートマチックトランスミッションです。
この技術を活用して生まれたのがVW・アウディグループのDSGだったりします。
ティプトロニックと違いトルクコンバーターを介さないため、適切なパワー伝達とロスの低減による巡航性能の向上に寄与することは間違いありません。
・・・とここまでえらぶった解説をしていますが、ふと現実に戻るとこんな体験はできるものじゃありません。
カレラクーペの7速PDKモデルの価格は1237万円。
そんなお金を投じることなんて、一生できません。(T_T)

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